レビューのご投稿、誠にありがとうございます。
このたびはダイヤモンドの「蛍光性」について貴重なご意見をいただき、心より感謝申し上げます。
ご回答にあたっては、正確で信頼性のある情報をお伝えする必要があると考えております。
そのため、当店ではGIA(米国宝石学会)にて所定の教育プログラムを修了し、ダイヤモンドの品質評価に関する国際資格「G.G(Graduate Gemologist)」を保有するスタッフ、ならびに年間数万ピースのダイヤモンドを選定している2名の専門家が、本回答の監修を行っております。
まず結論から申し上げますと、
もしお客様が「価値=金銭的な価値」という観点で蛍光性の有無を気にされている場合、GIA鑑定書のつかない0.15ct以下の小粒のダイヤモンドにおいては、蛍光性が取引価格に与える影響は有りません。
加えて、蛍光性があるからといって、品質が劣っていたり見た目が悪くなったりするわけではございません。
実際に、GIAでも以下のページにて、「ほとんどの場合、蛍光性は肉眼で見たときの美しさに影響を与えない」と明示されています:
https://4cs.gia.edu/ja-jp/blog/diamond-fluorescence-good-bad/
私たちも世界のダイヤモンド取引の約9割を占めるインドにて直接買い付けを行っておりますが、取引現場では小粒のダイヤモンドにおいて蛍光性の有無で価格が変動することはありません。
一方で、GIAの鑑定書がつくような大粒で品質の高いダイヤモンドについては、蛍光性が強すぎる場合に見た目へ影響を及ぼす可能性があるため、その際は価格に反映されることもございます。
ただし、「蛍光性がある=価値のないダイヤモンド」という認識は正確ではありません。
実際、GIA鑑定書付きのダイヤモンドでも、蛍光性があるものは多く存在し、強さや色味(ブルーやピンクなど)によっては、むしろ高く評価されるケースもございます。
私たちモナトリエでは、価格を抑えながらもプロの目で選んだ品質のダイヤモンドを使用しており、自信をもってお届けしております。
お客様を惑わせるような誤解を招く製品を販売することは一切ございません。
これは、私たちがジュエリー工房発祥のブランドとして「自分たち自身が欲しいと思えるジュエリーをお客様にお届けしたい」という理念のもとで、日々ものづくりを行っているからです。
今後ともお客様に安心してご利用いただけるよう、誠実なご案内と品質を心がけてまいります。
ご不明点やご意見がございましたら、いつでもお気軽にご連絡くださいませ。
なお、今回のご案内は、専門的な観点から正確な情報をお伝えしたいという思いから、結果としてお客様のご意見に対し反論のような形になってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。
ご不快なお気持ちにさせてしまっておりましたら、誠に申し訳ございません。
それでも、お客様に安心してモナトリエのジュエリーをお選びいただけるよう、真摯にお応えしたい一心でお伝えした内容でございます。
ご理解を賜れますと幸いです。