素材について

MATERIAL

ダイヤモンド

MONATELIER-モナトリエ-ではカットと原石の質からこだわっており、代表自らがインド、ムンバイにあるダイヤモンド取引所に赴き、デビアス社の原石供給先である大手ダイヤモンド研磨会社より直接購入しています。
主要材料を貿易会社、卸会社を通さず仕入れることで原価低減を図り、製品価格に反映させています。
また、デビアス社の正規ルートより仕入れることで、コンフリクトダイヤモンド(*1)や合成ダイヤモンドの混入を防いでいます。

GIAの鑑定基準について

ダイヤモンドの選別は、世界基準であるGIA(*2)が認定するダイヤモンド鑑定資格を持つスタッフが行っており、規定品質のダイヤモンドを製品にセットしています。
ダイヤモンドはGIAが定める4C(Carat/Color/Clarity/Cut)に則りグレードが決まります。
 MONATELIERでは、標準を「SI2 Gカラー Goodカット」としております。

(*1) コンフリクトダイヤモンド:ダイヤモンドカルテルであるデビアス社の正規ルートを経ないダイヤモンドには、内戦国などから抗争資金を得るために不正に輸出されたダイヤモンドが混入している可能性が高い、と言われています。
(*2)GIA:世界のダイヤモンド取引に用いられる基準を提供している非営利組織です。
通常GIAの鑑定がないダイヤモンドは取引対象になりません。

コンフリクトダイヤモンドについて

内戦地域で産出されるダイヤモンドは、紛争当事者の資金源となり、宝石類で得た外貨を武器の購入に充て、内戦が深刻化しています。
とくに反政府組織はこれを広く行っており、その非人道的な行いは目に余るものがあります。
この問題に関して、その手段を奪うのが有力な手立てであり、国際社会はそれに取り組むべきだとされ内戦国から産出するダイヤモンドなどを「紛争ダイヤモンド」等と定義し、関係業界はそれらを取引の対象外にすることが求められています。

地金

MONATELIER-モナトリエ-では、ジュエリーの地金にこだわり、金の含有率はそのままに、
通常のK10よりも硬い特別なK10を使用しています。
通常のK10は、純金が41.7%含まれており、銀と銅を58%前後混合しています。
金と銀は金属としては柔らかいため、 銅を混ぜることで強度を上げていますが、それでも一般的なK10は変形しやすく、ジュエリーとして扱う際には注意が必要です。
MONATELIERのジュエリーに使用されている特別なK10は、日常的に身に着けても変形しにくい素材のため、安心して永くご愛用いただけます。

同じ圧力をかけた際の変形度合いの違い
一般的なK10が3.86kgで20%変形するのに対し、モナトリエで採用しているK10はほとんど変形が見られませんでした。(山梨県産業技術センターが試験を実施)

通常のK10:約4Kgの加重で20%変形

モナトリエK10:同じ加重でほぼ変化なし

ニッケルフリー

「ニッケル」はK10に混合することにより、製造の際に作業性の向上を図ることができる金属です。
ところがニッケルは「アレルゲン」であるため、直接肌に触れると「かぶれ」などのトラブルを引き起こすことがあり、また近年では「発ガン性」も指摘されています。
モナトリエでは、ニッケルなどのアレルゲン、発ガン物質は、素材、加工材料などに一切使用しておりません。